ブサキ寺院【バリ最高峰アグン山に建つバリ・ヒンドゥー教総本山】カランガスム

ブサキ寺院

Pura Agung Besakih

バリ・ヒンドゥー総本山「ブサキ寺院」はバリ島で最も大きな寺院で、聖なる山「アグン山」中腹にあります。ブサキ寺院は1つの寺院ではなく、大小30余りの寺院で成り立っています。
ヒンドゥー教の三大神を祀る各寺院があり、ブサキ寺院の中心的寺院としてシヴァ(破壊神)を祀る「プナタラン・アグン寺院」があり、少し離れた場所にブラフマー(創造神)を祀る「キドゥリン・クレテ寺院」、ビシュヌ(維持神)を祀る「バトゥマデ寺院」があります。

マップ

なぜバリ・ヒンドゥー教総本山になったのか

1908年にオランダはバリ島侵攻によって植民地化しました。
オランダが侵攻の際、最後に残った「クルンクン王国」はププタンといわれる婦女子も含む無抵抗の集団自決により滅びました。このことが国際社会から非難されたオランダは「バリ島の伝統文化を保全する政策」をとりました。

1917年に死者、負傷者多数の大地震がバリ島南部に発生しました。さらにインフルエンザの流行、凶作が続き、これらの出来事をバリの人々は祟りと捉えたのです。
神の怒りを鎮めるために、神のお告げを聞く憑依舞踏「サン・ヒャン・ドゥダリSang Hyang Dedariや、災いを防ぐ力を持つといわれる聖獣「バロン」Barongの舞などが盛んに行われました。
その当時のオランダ植民地政府は、伝統文化の保全として、寺院としての役割をはたしていなかったブサキ寺院の復興を目指し、旧王族を中心にブサキ寺院の儀礼が作り直され、総本山としての地位が築かれました。

案内図
カート

入り口から奥にある有名な割れ門に行くまで長い上り坂があります。帰りは利用できませんが、行きのみカートで送ってくれます。

※入場料が値上がりしていました。行きのカートが含まれた料金のみでした。2024年4月

ブサキ寺院

バリでは寺院に入る時にサロン(腰巻き)を巻かなけらばいけないという宗教上のルールがあります。貸出サロンは入場料に含まれ、係の人が腰に巻いてくれます。

セレモニー

ブサキ寺院内のお寺は、家族、親族により参拝するお寺が決まっています。

【午前9時発】
車での移動時間目安
高速道優先
※道路状況により変わります
出発エリア移動時間
スミニャック2時間
レギャン / クタ2時間
ジンバラン2時間
ヌサドゥア2時間10分
サヌール1時間30分
ウブド1時間30分
地図

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