バリ島の交通事情【ニュピとピークシーズンの渋滞に注意】

道路

【ニュピ
2025年は 3月29日(土曜日) – 3月30日(日曜日)6:00(日本時間7:00)
バリヒンドゥー教の元旦で、毎年3月ごろにあたります。
前日に「オゴ・オゴ」といわれる張りぼての行進があり、各所で通行止めになる場合があります。
飛行機の離着陸禁止外出禁止、電灯の使用禁止、飲食店の営業禁止になります。観光客も例外ではなく、ホテルから公道へ外出した場合、警察に逮捕されることがあります。
以前、ニュピ前日から空港にあるホテル「ノボテル」を2泊利用したことがあります。午前0時には、ホテルから外出できないように封鎖されていました。館内を歩くことはできますが、照明は全て消されており真っ暗です。客室はカーテンを閉めて外に明かりが漏れないようにすれば照明が使えます。
ニュピ時期にバリを訪れる際は、必ずニュピの日を確認してください。

今年のニュピ前日に、家族がスマトラ島から緊急にバリへ戻ってくることがありました。飛行機便は、ニュピ前日の夜7時にバリ着です。
当日の移動が怖かったので、空港から近いカルティカ通りにあるホテルを予約しました。空港にあるホテル「ノボテル」を利用したかったのですが満室でした。
普段なら10分くらいでホテルへ到着しますが、「オゴ・オゴ」による交通規制のため空港からのタクシーを降り、規制がない所まで徒歩で移動してから、再び車を探しますが(荷物が多く長距離の徒歩不可)、なかなか見つかりません。やっと見つかったと思えば道路規制が各地であるため迂回を繰り返し、結局ホテルまで2時間近く掛かりました。
ニュピ前日は、激しい雨と風だったので「オゴ・オゴ」はできないと予想していましたが、夜になり雨が少し穏やかになると各地で実施されました。

渋滞が激しい時は空車を見つけるのが難しい

バリ島には鉄道がなく、移動するには自動車かオートバイが使われるため、観光地だけでなく各所で慢性的な渋滞が発生します。
バリ島へ訪れる観光客は非常に多いです。観光客は海外からだけではなく、インドネシアの他の島々からも多くの観光客が訪れます。特にジャワ島からはフェリーが利用できるため、ピークシーズンにはジャワ島各州の車ナンバーを多く見かけます。修学旅行生もたくさん訪れます。
バリでは結婚式やお祭り、宗教儀式の際は、その地区の道路を通行止めにします。大きなお祭等では事前にわかり迂回できますが、小さなものでは予想外になってしまいます。

海上を渡る【マンダラ有料道路】
普段は渋滞なく時間短縮になるのですが、クリスマスシーズンから三が日に渋滞が発生することがあります。
昨年末でしたが、サヌールからジンバランへ行くためにマンダラ有料道路を利用していました。空港付近になると渋滞のため全く動かなくなってしまい、数メートル進むのに10分くらい掛かりました。空港へ行く必要がある人々は車を降り、スーツケースを転がしながら道路わきを歩いていました。そこから徒歩だと50分以上かかると思います。
フライト予定がある時は時間に余裕を持ったスケジュールを立てましょう

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